AI-Formula Kids Project #04
プロジェクト概要
AI-Formula Kidsは、ロボットやAIに触れられる教育講座を企画・開発し、イベントを主催するプロジェクトです。
一般的なプログラミング講座では見られない先端技術も活用しています。小学生〜高校生を対象に、研究用途にも使われるロボットを用いながら、楽しみつつ学べる講座を提供しています。
背景
常総市では「AIまちづくり構想」を掲げています。
AIを軸に新たな産業や雇用を市内から創出し、魅力と活力のあるまちづくりを目指しています。
この実現のためには、専門家だけでなく市民一人ひとりがAIに親しみ、活用できることが重要です。
さらに、自らAIをつくる素地を育てていくことも大切だと位置づけられています。
本プロジェクトは、この市の構想の一環として実施されています。
まずは子どもたちがAIやロボットに直接触れる機会をつくり、エンジニアという仕事を体感してもらうことを目的に教育講座を開催しています。
特徴
本プロジェクトでは、複数の講座バリエーションを提供しています。いずれの講座も、実際にAIやロボットに触れられることを大きな特徴としています。
Type-Aと呼ぶ教材シリーズでは、モバイルマニピュレータを用いた玉入れ課題を提供しています。
ロボットの動作プランニングから、AI認識を用いて制御するプログラミングまで、小中学生でも触りやすい形に落とし込み、体験してもらいます。
一方 Type-Bでは、Hondaの技術が詰め込まれた自動運転ロボットを使った、レース形式の講座を行います。ロボットの視点に立って走行を調整することで、ロボットに実際に触れることでしか得られない体験を提供しています。
《参考》
AI-Formula Kids 2025年開催内容
教材の開発・指導を担っているのは、他の開発プロジェクトにも関わるWing-AI Labの現役エンジニアです。
「どう伝えれば学びにつながるか」「どうすれば子どもが熱中できるか」を議論し、実際の指導で得た感触や反応をもとに、教材を改善し続けています。
エンジニア自身にとっても、自ら開発したものを目の前で使ってもらい、率直なフィードバックを得られる点は新鮮で、大きなやりがいとなっています。
講座は、子どもたちや保護者の方からもご好評をいただいています。
取り組みはまだ2年目ですが、累計参加者数は541名(2025年11月現在)にのぼり、講座内容を変えてリピート参加される方も多くいらっしゃいます。また、メディアからの取材を受けるなど、徐々に反響も広がっています。
《メディア情報》
日テレNEWS NNN 紹介記事
今後の展望
今後は、より多くの子どもたちにロボットやAIに触れてもらい、強い興味を持った子どもたちに対して、より踏み込んだ技術を伝えられる講座の開発を進めていきます。
実際の現場で働くエンジニアだからこそ作れる教材と体験を通じて、エンジニアリングの楽しさを、より多くの子どもたちに届ける。そのための教材開発・イベント運営を、今後も続けていきます。